
いのしかちょうをこっそり視ている卯月ちゃん
著者:鳳乃一真
イラスト:宮原るり、るご
内容紹介
逆槻卯月は奇妙な女子高生である。
クラスメイトとは交流せず、放課後になっても一時間は席から動かない。バレないように廊下をひょこひょこ移動し、使われていない部室に侵入。
そこで卯月が一人でしていることは、隠し持っているスマホの中に残った、ある3人のLINE記録を読み返し、クスクスしながら観察日記をつけること。
卯月がそんなことをするのには理由があって———他人が決めた当たり前なんて受け入れない。
これは逆槻卯月という少女がたった一人でこっそりと繰り広げる反逆の物語である。
著者について
著者:鳳乃一真
2011年に『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』で第13回エンターブレインえんため大賞小説部門で《大賞》を受賞し、デビュー。
第5回(2003年)以来の大賞受賞作として注目を集める。 その後、累計100万部の人気シリーズに。2014年にはTVアニメ化。
イラスト:宮原るり(表紙・挿絵)
『僕らはみんな河合荘』(少年画報社)、『恋愛ラボ』(芳文社)などストーリー漫画・4コマ漫画で人気を博す漫画家。