LINEノベルオリジナル作家のみなさんへのインタビュー企画。

今回はライト文芸レーベル"LINE文庫"から2月に刊行される『甲冑男子 ~言えないわたしを支えてくれる秘密の彼氏たち~』を執筆されたゆうきりんさんへお話を伺いました。

日々の理不尽なストレスから救ってくれる≪何か≫がいてくれたら、と思いました。

――特に思い入れの強いキャラクターを教えてください。

やはり主人公です。読者の分身ですから。

――“読者の分身”として描かれている分、読み手としても感情移入しやすいのではないでしょうか。usiさん担当されたイラストも素敵ですよね。現在と過去が交わったような描写で思わず見入ってしまいますが、ご覧になっていかがでしたか？

一般文芸作品らしく、とても満足しています。

――すごくオシャレで目を惹く一冊になっていると思います。それでは、本作の読みどころを教えてください。

読者の方がそう思ってくださったところが、読みどころだと思います。



――小説を書き始めたきっかけはなんですか？

高校の現国の授業で短編小説を書く課題があり、それを誉められたことです。

――誉められた経験や記憶が、その後の自分に与える影響はとても大きいですよね。では、執筆活動の中で苦労したことや嬉しかったことを教えてください。

今が一番厳しい時代かもしれません。

嬉しいのは書店で自分の本が並んでいるのを見ること、それからやはり、重版のお知らせです。

――普段作品を書いていて筆が進まなくなることはありますか？打開策も合わせて教えてください。

しょっちゅうです。打開策は、書く以外にはありません。

――作品を書き続けていくために心掛けていることはなんでしょうか？

書くこと、ですね。パソコンに向かって、一行でも書く。それしかないです。

――とにかく“書く”。これに尽きるのですね。ゆうきさんの今後についても少しお伺いしたいのですが、この先どんな作品を書いていきたいですか？

一般文芸作品を。それと久しぶりにハイファンタジーも書きたいです。

――LINEノベルに期待されていることをお聞かせいただけますでしょうか。

これから大々的な広告展開をして知名度を上げてくれると期待しています。

――ありがとうございます。最後に、これから投稿するユーザーの皆さまへアドバイスや応援のメッセージをお願いします。

好きなものを楽しんで書くことが一番です。本当に好きで書いたか、受けそうだから書いたかは、読者をちゃんと見抜きます。